お葬式を終えて、ふと、その後の魂の行き先を考えたりしたことはありませんか?
親しい人を亡くしたことのある人なら、誰でもこのような思いを巡らしたことがあるのではないでしょうか?
様々な宗教が、死後の世界をどのように考えているのかは、宗教観の違いが大きく関わるもののようです。
ヒンズーでは、死は輪廻転生へのひとつの段階であり、ユダヤ教では、死は約束された天国への道、キリスト教では、死のない神の国への旅立ち、
イスラム教では、死による神の国への参加、そして、仏教では、生き返らない極楽浄土への旅立ちと言うようなことが、大まかな考え方としてあるようです。
伊沢元彦氏は、「伊沢元彦の世界宗教講座」(徳間書店)の中で、
死後の世界とか、あるいは霊という肉体と離れた個性があるのか、ないのかということを考える中で、宗教が生まれてきた。人間の根元である死を考えるということは、「生」を考える事であり、人間の生き方を規定していくものになっていく、と述べています。