お葬式においても、
アメリカには、日本で行われているような互助会システムはありません。
ですから、自分のお葬式を自分が生きているうちに契約して、
自分で準備するシステムが主となります。
お葬式の生前契約時、葬儀ディレクターとお葬式の細かい部分、
遺体の着る事になるドレスや、お葬式の花に至るまで決めていきます。
以前のアメリカのお葬式は、教会で行われ、
墓地も教会の墓地ということがほとんどでしたが、
近頃は、葬儀業者でのお葬式が増え、
教会でのお葬式はわずか5%程度になっています。
葬儀業者でのお葬式は、葬儀業者の経営する公園墓地の中に建てられた、
フューネラル・ホームで行われます。
アメリカのお葬式は合理的なシステムで支えられていますが、
根底には故人を思う心から、
最後のお別れを前向きに受け止めようとする考えがあるからです。
1882年に創立されたエンバーミングカレッジというお葬式の学校は、
シンシナティ葬儀科学大学で、オハイオ州にあります。
遺体に対して行う、消毒や化粧、防腐や復元などの処置全般を意味し、
顧客獲得、遺体の処理からお葬式、埋
葬にいたるまでトータルに行える産業として学習します。
葬儀業をアメリカで行う場合、
エンバーミングの資格と葬儀ディレクターの資格が無ければ出来ません。