天理教では、死とは魂が、古着を脱ぎ捨て、一旦親神様の懐に戻り、新しい着物をお借りして再びこの世に戻ってくるための通過点である、という教えから、死を 出直しという言葉で考えられています。 出直しとは、身体は、魂の着物にすぎず、親神様からの借り物であって、着物も古くなれば取替えなければならなくなるということを意味し、それが死にあたると いうことです。 神式で行われる天理教のお葬式には、通夜にあたる遷霊祭、鎮霊祭と、お葬式にあたる発葬祭、火葬場から戻ってから行われる、葬後霊祭というもので構成されています。 天理教のお葬式とは、ゆるやかな階段への癒しのプロセスであり、御霊様を親神様の懐に見送るセレモニーというのが、本質的な意義だとされています。